2011年7月4日月曜日

【iPhoneスキャナアプリ比較】第一回 - 範囲指定のUI、自動範囲指定の精度を比較してみる

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さて、第一回となる今回は、対象の範囲指定機能について検証していきましょう。

そもそも範囲指定とは?

範囲指定とは、撮った写真から「紙のエッジ部分」を選択する機能です。
選択されたエッジ部より写真が補正されて、まるでコピー機でスキャンしたような画像に変換されるのです。

スキャンアプリには、範囲指定が必ずできるようになっています。

テストデータ

今回のテストデータは3つ。

  1. 暗めの木目調デスクに置いたメモ帳
  2. 明るめの木目調テーブルに置いたノートパッド
  3. 手に持った本
1000005434 1000005435 1000005436
メモ帳/暗め背景 ノートパッド/明るめ背景 手に持った本

これらをそれぞれのアプリで読み込んで、範囲指定機能を試していきます。

自動選択機能を試す

まずは、自動的に範囲指定してくれる機能とその精度について試してみましょう。

DocScanner

はじめに、DocScanner App (¥600) から試していきましょう。

早速、ドキュメントタイプを「Text」にして、

1000005437

カメラロールから選択…と思いきや、カメラロールの読み込みが非常に遅い…いきなり思いもよらぬアクシデントです!

反面、読み込みさえ終わってしまえばそこから複数選択が可能ですので、UI的には悪くなさそうです。

1000005440

実際にスキャンしてみると…

1000005434 1000005435 1000005436
1000005438 1000005439 1000005441
メモ帳/暗め背景 ノートパッド/明るめ背景 手に持った本

なかなかの精度です。

何より驚いたのは、手に持った本もきちんとトリミングされている点でしょう。これだったら実際に使っていきたいと思えそう。

自動選択の精度が高い分、カメラロールの読み込みの遅さが非常に惜しいですね…

DocScanner App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥600


JotNot Scanner

次に、JotNot Scanner App (¥115) を試してみます。

1000005446

本アプリ、カメラロールからの取り込みは、一枚一枚選択しては範囲選択に戻り、選択しては範囲選択に戻りを繰り返すので、結構手間です。

ですが、自動的に選択される範囲はこちらも良好

メニューの構成も比較的分かりやすいと思います。

実際の自動範囲指定の結果は…

1000005434 1000005435 1000005436
1000005445 1000005447 1000005448
メモ帳/暗め背景 ノートパッド/明るめ背景 手に持った本

こちらもなかなかの精度。

こちらのアプリでも、手に持った本でもきちんとエッジ検出され、1ページが綺麗に選択されていますね。なかなかやるなぁ。

そうなると、やっぱり一括での取り込み処理が欲しくなっちゃいますね。

JotNot Scanner App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥115


CamScanner+

それでは、最後にCamScanner+ App (¥600) を試してみます。

このアプリ、カメラロールからの取り込みは単数、複数どちらも対応しています!

1000005453

カメラロールの読み込みも素早いので、最新の写真もすぐ選択可能

1000005454

UI的にも使いやすいですね。

さて、自動範囲指定の精度は…

1000005434 1000005435 1000005436
1000005455 1000005456 1000005457
メモ帳/暗め背景 ノートパッド/明るめ背景 手に持った本

あれ、思っていたより残念な結果に!

特に、手に持った本はエッジの検出が出来ていません
これはかなり大きいですね…。

CamScanner+ App
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥600


手動選択機能を試す

それでは、次に手動選択機能を試してみます。

範囲指定がずれる写真は最終的には手で調整する必要があるのですが、これもUIが使いやすいかどうかで評価がググっと分かれるところです。

DocScanner

では、先ほどと同じようにDocScanner App (¥600) から。

こちらはエッジ付近をタッチするとズームレンズが指の近くに表示されるようになっています。

1000005461

が、レンズがタッチ部の下に表示されて、指で隠れてしまうことも…これはちょっと残念。

JotNot Scanner

次に、JotNot Scanner App (¥115) を試してみましょう。

こちらはエッジ付近をタッチすると、タッチ部を中心にズームインします。

1000005464

これは割と使いやすいですね。

CamScanner+

最後にCamScanner+ App (¥600) 。

エッジ付近をタッチすると、ズームレンズが指の上に表示されるようになっています。

1000005466

画面端でも必ず指の上に。これはなかなか見やすい!

また、エッジ部だけではなくスキャン対象の四辺を選択し、その付近のエッジを自動検出してくれる機能もあります。これも、意外と精度が高くて使いやすいですね。

で、結局どうなのよ?

今回3アプリを使ってみて、どれも甲乙付けがたいところではあります。

自動検出の精度と、複数写真処理ができる、という点から一番はDocScannerかなと思いますが、UI的にはCamScanner+も捨てがたい…。
JotNotも安いし悪くはないなあ…という感じでしょうか。

あ、そうそう、おまけと言ってはなんですが、今回のスキャン結果の比較も貼り付けておきますね。

アプリ名 メモ帳/暗め背景 ノートパッド / 明るめ背景 手に持った本
元画像 1000005434 1000005435 1000005436
DocScanner (¥600) 1000005442 1000005443 1000005444
JotNot Scanner (¥115) 1000005449 1000005450 1000005451
CamScanner+ (¥600) 1000005458 1000005459 1000005460

デフォルト状態の変換結果を見ると、JotNotがかなり綺麗なんですよね。
一長一短あり、なかなか悩ましいところです。

バックナンバー

準備回 : スキャナアプリを買う前にちょっと待って!JotNotScannerとDocScannerとCamScannerを比較してみようと思う。

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